僕のまーくん。
第24章 幸せなふたりの甘い時間
かずくんを、女の子にする……日。
考えただけで、心臓がバクバクして。
目の前にいる天使の色々を……
想像しながら、また僕は元気なまんまの
僕を抑えるのに必死になる。
A「か、かずくんそんなこと
言われたら、僕ヤバいから……」
N「ねぇ、まーくん今日じゃなきゃ
いつがいいの?」
僕の言葉をスルーして尚も
グイグイ聞いてくる天使。
この純粋な感じが身体に、心に
毒だ。
ノックアウトされる前にかずくんに
ちゃんと言っておかなきゃ。
A「かずくん、ゆっくり進めていこ?
僕が我慢出来なくなってさ、かずくん、
傷付けちゃうの、嫌なんだよ。ね?」
N「まーくんなら、僕は全然
大丈夫だよ。むしろ早くそうなりたい」
A「……かずくん……あぁ、
もう、大好き大好き!好きすぎて
本当に我慢出来なくなっちゃうよぉ」
N「まーくん……嬉しい!僕の
方がまーくんの好きよりもっと好き
だけどね?」
A「んっ?いいや、僕でしょ?」
N「いやいや、僕でしょう?」
A「いやいやいや、僕が先に好きに
なってるから、僕でしょ?」
N「いやいやいやいや、先にまーくん
好きになったのは僕でしょう?」
くふふっ……ぶわァハッハッ!!
かずくんも僕も吹き出した。
……他人が見てたら、バカップル、
決定!だね?
A「だから、かずくんは
本当に大事にしたいの」
N「僕より、好きだから?」
あ~可愛いな、この子は。
エッチな事も一杯一杯したいけど、
かずくんと、一緒にいれる時間が
今はこんなに幸せなんだって
思えるんだ。
だから、その日がくるのは、
自然に任せても……いいんじゃ
ないかな?
なんつって。