僕のまーくん。
第26章 何がどうしてこうなった!?
N 「何があったんだろう……?」
A 「まさか……付き合ってんのかな?」
N 「だって、いつの間に!?」
A 「今一緒に二人でいるんでしょ!?」
N「……全然意味わかんない……」
まーくんと見つめ合って黙る。
……二人とも、絶対一緒だ。
プチパニック状態の
頭をどうにかしたい。
N 「もっかい、LINEしてみよっか?」
A 「あ、うん……」
サプライズ計画はもはや、中止
せざるを得ない感じだね。まあ、
まだ立ててもいなかったけど……
二人が一緒にいるのなら、仕掛ける
意味がない。
もし、何でもなくてもあまり意味のない
事かもって思った。
潤くんを、驚かせたくて計画しようと
していた事だったからさ。
……ってかさ。
なんであの二人が一緒にいるんだろ?
この前、僕が櫻井先輩の家に行って
色々あったのが、ついこの間の事だから。
それから……って事だよね?
多分。
人の気持ちなんて、分かんないね……
この間まで、僕を狙っていたはず
なのに。
なぜか、潤くんと一緒にいるってね?
あれから、先輩とは僕も普通に話が
出来るようになってたから。
先輩の僕へ向けられてた気持ちも、
すっかりなくなったって
思ってはいたけどね?
今から、先輩に潤くんを接近させる
予定だったのに……
そんな事しなくても、なんだか先に
進んじゃってたの!?
ま、とりあえずLINE!LINEしてみよっ!