
僕のまーくん。
第36章 確認したい事
しばらく大ちゃん先輩と歩きながら
帰ってたけど。
O「こっからは、別々だよな?」
って先輩が言うから
N「あ、はい。んじゃまた、明日ですね?」
って先輩に軽く手を振った。
O「気をつけてなぁ~ここでサイナラでいいか?」
僕を一人にする事、ちょっと気にしてくれてる
のかな?
なんて、思ってたら先輩が
O「やっぱ、家まで送ろうか?」
なんて言うから。
N「いや、本当に大丈夫です」
って笑って断った。
O「ん。じゃあ、気ぃ付けて帰れよ~またなぁ」
ひらひらと手を振りながら歩いて行った先輩。
僕も、反対方向に歩き出した。
しばらく歩いて、もう家が見えてきた。
別に道中、変わった事はこれといって
なかった。
まーくんに、帰り着いたらライン入れとか
なきゃだ。
……心配性だからね。
僕のまーくんはさ。
家に着いて、玄関のドアを閉めて
とりあえずホッとする。
……誰も着いてきてるなんてなかったよ?
まーくんの勘違いならいいのに。
なんて思いながら、
まーくんに、しっかり連絡を入れた。
あー、疲れちゃったな。
自分のベッドの上にドサッと寝転がる。
まだ、病み上がりの身体には応援団の練習は
結構堪えたな。
……はぁ。
目を閉じたらそのまま眠りに落ちた。
