心の隙間に…「君を好きにならない」スピンオフ
第4章 悶絶《said コータ》
「あっ…ぁ…コータ…
…コータっ…」
硬い翔輝を舐め上げると
翔輝はまた
口元に手の甲を当てながら
俺の名前を呼んだ
思い切り
吸い付き舐め続けると
だんだん名前は
呼ばなくなり
翔輝は
膝を割って
俺の髪を掴んだ
翔輝が
いきそうなのかと思うだけで
俺がいきそうだ
俺は
思わず自分のモノを
掴んで何度かしごくと
翔輝を一気に追い詰めた
「あっ…もう…
待って…コータ…」
そんなの
待ってられるか
そのままいけよ
俺はそれを言葉にしないまま
一気に翔輝を吸い上げた
「ぁぁっ…んっ…コータ…
……んんっ…」
翔輝が放出し
それも全て舐めとると
まだ息も荒い翔輝を
うつ伏せにさせ
俺は
翔輝の尻を舐め上げた
「はっ…ぁっ…」
身体をビクつかせながら
ゆっくりと
腰を上げる翔輝は
もう
その快楽を知ってるんだろう
そう思って俺が
窄まりを舐めあげると
翔輝は
「うっ・・」
って声をあげて
ケツに力を入れた
ん?
久しぶりか?
不審に思った俺は
一旦、翔輝の腰を下ろさせ
目じりの赤い翔輝を
優しく抱きしめ
うんと優しいキスをした
「翔輝?」
「…ん?」
「初めてじゃないよな?」
「違うよ」
「久しぶりなのか?」
「……久しぶりだけど」
「なんだ?」
「あんまり
いい思い出がない」
「翔輝…」
いい思い出がない
その言葉に
俺は
泣きそうになった
痛い思い出か
無理矢理やられた思い出
どっちだか
わかんねーけど
「そんな思い出しかねーのに
俺にやられてもいいと
思ったのか?」
「……コータは…優しそうだから」
「翔輝…」