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BLUE MOON

第6章 星空


「涼さ…っ…」

わずかに残った理性をかき集め肩で息をするモモを抱き上げてベッドに寝かせると

「何?気持ちいいの?」

すぐに膜を着けてグズグズに蕩けたモモのナカに挿った。

「…はぃ」

もっと愛してから挿れるはずだったのに…ホント モモの前だと格好つけられない。

「素直でよろしい」

俺の頬に小さな手を添えて唇をねだるキミに甘いキスを贈る。

舌を絡め吸い上げて呼吸ごと奪うキス。

苦しそうに息継ぎをするわりには糸を引きながらも離せない小さな唇。

どれだけ溺れてんだって毎度苦笑してしまう。

「ねぇ…涼さん…」

喘ぎながら俺の首に腕を巻き付けると

「抱っこして…」

今度はもっと奥に欲しいと耳元で囁いた。

「いいよ、掴まって」

俺はモモの背に手を添えて抱き起こし膝の上に乗せる。

「…はあんっ…」

根本まで咥えたキミのナカは俺を締め付けた。

少しだけ俺より視線が高いモモの首筋にゆっくりと舌を這わし一粒石のピアスがキラリと光る耳朶を食むと

「ほら、動いて」

今度は俺がねだった。

少し前まで恥ずかしいだのやり方がわからないだの頬を真っ赤に染めて拒んでいたのに

「…んはぁ…あぁっ…」

小刻みながら自分の好きなところに擦り付けるキミ

ご褒美に淡い桃色をした粒にキスをして舌で絡めるように舐めれば

「…イヤだぁ…」

もっとしろとねだる。

不思議だ。他の女を抱いてたときに何かして欲しいとせがまれるとと心で舌打ちをしていたのに

「もう無理…涼さん動いて…」

心底惚れた女に指図されると

「もっと奥がほしいの?」

「…うん」

期待に応えたいと

「あんっ…気持ちいぃ…」

いや期待以上に応えてやりたいと思う。

だから姫様覚悟して

「そこは…そこはダメです…」

濡れてグズグズになった繋がってるところの少し手前

「ダメじゃないでしょ?」

プックリと膨らんだ蕾を指で弾く。

「ほら、何て言うんだっけ?」

キミは喘ぎながらまた俺を

「もっとして…」

煽りまくるんだ。

さて、今日はどれだけキミに無理をさせてしまうんだろう。

帰りの車の中でずっと寝てていいから

「桃子…」

もっともっとキミを堪能させて

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