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オキナグサ

第1章 ミホ


ホテルに入ると、その人は俺を期待するような目で見た


「あ、あの……ミホさん、サイトのプロフィールに書いてあったのって、ほんと……ですか」


ふふっ、本当に可愛いな

顔真っ赤
期待しちゃって


「……ほんとだよ。期待してる?」


トン、と指で胸の中心あたりを押すと、ぐらっと揺れた


「……はい…………すごく」


正直だね
悪いことじゃないけど

むしろいいとこ、かな


着ていたシャツの、空いている第1ボタンの隙間から指を入れる

ちょびっとだけ触れた肌は


うん、すべすべ

やっぱりおっさんよりいいよね


指を下に滑らせるように服を引っ張る


「脱いで? 全部。ここで」
「……っ、は、はい……」


ほんと、可愛い


ベッドに1人で腰掛けて、相手が服を脱ぐのをただ見つめた


手、震えてる?

つーか


「乳首、立ってきてる?」


ぴく、と肩が揺れた


やっぱり


「ここからでも見てわかるくらい、ぴんぴんになっちゃってるね」
「ひっ……言わないで、くださ……」
「……手、止まってるよ?」
「……っ、は、い……」


さっきよりも震えちゃってる
恥ずかしいのかな

そりゃそうだよね

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