完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第7章 若月さんと馬場さんの話し
「若月さん…帰りましょ?」
「――――…あ、はい…」
実周室長は、明日の準備もあるから――――…と、私たちと一緒に秘書課から出た
「飲みに行ってはいいですが…ほどぼどにして帰ってくださいね」
会社を出ると、実周室長に忠告され私たちは苦笑いをした
少しお疲れの実周室長の背中を見送り――――…私たちはやっと大きなため息がつけた
「――――飲みに…行こっか?」
「行く!絶対に今日は行く!!」
馬場さんは足に力を入れ!気合いを入れた
「パァ~と、飲みましょ!」
私も、飲み屋街の方に向き直し気合いを入れた!