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AV女優と結婚するということ嫁がAV女優になったということ。

第12章 カオル。健太の器。

健太は薫子に
なぜ探偵の仕事につこうとしてのかを
ゆっくりと説明した。


ことの始まりは
1週間ほど前…

見慣れない電話番号の着信が
健太のスマホに届いたことから始まった。

その電話の相手は
八重樫五郎だった
五郎は健太が勤めていた
パインズ事務所で
形の上では社長のパイン鈴木こと
鈴木浩と共同経営の立場にあったが
実際には
当時の売れっ子AV女優
朝倉マコのマネージャーだった

五郎の存在は
当時、スカウトされて
AV女優としてデビュー直前の薫子も
もちろん知っていた。

『ゴローさん!懐かしいなぁ…。でも何で今さら健太に連絡なんか…』
薫子はさらに
ケンタからの説明を聞いた。

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