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AV女優と結婚するということ嫁がAV女優になったということ。

第4章 翔太の店

翔太は16になると
料理人修行でコック見習いになった。

そして
寝る間も惜しみ
掃除、皿洗いから働き続けた

その働きを認められて
23歳になったとき
親方から
『お前、店出せ!金は心配するな、俺が助けてやるから』
と言われて独立を果たした。
そして同時に
親方の娘と結婚をして
その2年後に息子の優(マサル)を授かった。

店は親方の娘であり
妻となった伊織(イオリ)の頑張りもあり
繁盛したが…

その妻イオリが過労で倒れ
急逝した…。

翔太はやっと掴んだ幸せが
まるで
砂が手のひらからこぼれ落ちるように
無に帰っていく空しさに
仕事への情熱まで
失って…


そこから10年の月日が流れた…

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