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AV女優と結婚するということ嫁がAV女優になったということ。

第5章 健太の味

『そんなの聞いてない! えっ?タケ君とするの? えっ?だめ!ヤダ!ヤダ!絶対。』

薫子は
頬をひきつらせながら
かたくなに拒否る…。

『いったいなんで、そんな企画が私の知らないところで進行してるの?あり得ないよ!』
と薫子…

『でもね…カオルさん、うちの社長が、僕にカオルさんとのハメ撮りしろって命令したときに、僕も先輩だった健太さんの奥さんとはできないです!しかも、自分が担当してる女優さんですよ!無理ですって…って必死で辞退しようとしたんですよ…。だけと、社長が…「カオルへの説得は俺に任せろ!お前はハメ撮り準備だけして、何食わぬ顔で当日にカオルを迎えにいけばいいだけだ。」なんて言っていたから、カオルさんは了承したんだと思ってました…』
と尊は
困惑しながらも
もう撮影しちゃうしかないと
カオルに説得を始めた。

『うちの事務所、カオルさんしか人気女優がいないから、かなり経営苦しいみたいなんですよ…。なのでMAXーJAPANと専属契約してるカオルさんの作品がトギレタラ、社員みんなが路頭に迷うんです…。』

逃げられない…

あのクソ野郎…
パイン鈴村…許さん…!

薫子は観念した…。

健太…ごめんね。
私のタケ君とセックスしちゃう………。

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