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「知らないくせに」

茜は
胸元を手で隠したまま
スネて見せると
今度は

「楽しいね」

って
ニコッと笑った

「せやな」

おう、楽しいで！
ほんまに
めっちゃめちゃ
楽しいで！！


それから俺は
茜の耳元に唇を寄せ
軽くハミながら
胸元を隠す両手を握り
優しくその手を
胸元からはなさせた


「茜の言う通り
ほんまのこと知らんから
確認するな？」


「嫌だって言ったらどうする？」


「なんも聞こえへん」


そう言って俺は
茜の耳を唇でくすぐりながら
茜の胸を
Tシャツの上から
優しく包み込んだ

やんわりと
指を動かすと
久しぶりに触った
茜の胸は
小さくても柔らかくて
溜息が漏れそうや


俺は
その小さな胸を
やんわりと揉んだり
布ごしに
乳首を指で探りながら
茜に舌を絡ませた


「…っ……」


舌先に
茜の舌が触れると
もっと先へと進みたくて
仕方ない


その気持ちに
ブレーキをかけることができず
俺は
溶けてしまいそうな
茜の舌をもてあそびながら
Tシャツの中に手を入れ
一気にブラのホックを外した


「んっ……」


一瞬
茜は身体を硬くしたけど
俺は茜の口を塞いだまま

ブラの下に
手を滑りこませた


あぁ……


ほんまに
柔らかい


茜の胸は
俺の手の中にすっぽりと
収まるほど
本当に小さくて
可愛らしい


「可愛らしいなぁ」


「…ごめん」


「褒めてんねんで？」


「嘘」


「茜がどんな身体してても
俺は絶対に勃つけど
ほんまに可愛らしいのが
タイプなんや」