好きにさせて
第13章 不通
said 茜
ベットに横たわると
尚は私をうつ伏せにさせて
私の腰を引き上げ
「あっ…んっっ」
四つん這いになると
尚はすぐ
指を入れた
「茜…
久しぶりやから
楽しんでからにしよう
思ててんけど
もう我慢できへん
入れても…ええか?」
背後から聞こえる
尚の声は
何かに耐えているような
甘えているような…
たまらない声をしていた
「うん…もう入れて」
そう言うと
尚は私から指を抜き
いつもの場所に手を伸ばした
「尚」
「ん?」
「しなくていいの。
必要ないから」
「あ…せやった」
ゴムはいらない
意味はないから
「ごめんね。
もっと早く言えばよかったんだけど」
尚は
私を仰向けにさせ
優しくキスをすると
「かまへんねん。
あれは
俺の気持ちやから」
そう言って
尚の先端を
私の入り口に擦り付けた後
赤い膨らみを
執拗に刺激した
あぁ…
それだけで
いっちゃいそう
入れて、尚
「早く…」