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せやけど
「痛ないか？」とは
聞いたらあかん約束

ほんまに
痛ないんやろうか…


あ、あかん

なんや
色んなことが気になって
萎えそうや


けどここで
萎える訳にはいかへん

もし萎えて
できんかったりしたら
それこそ
茜がショックを受ける


やっぱり
子宮の無い女は
魅力が無いとでも
言い出しかねない


そんなことないのに

ただただ
茜が心配なだけやのに…


その時
ふと
茜に見られてる気がして
茜の顔を見ると

茜は
珍しく俺を見つめていた


茜は
何かを感じてるかもしれん

俺の心の中はもう
見透かされてるかもしれへん

それなら尚更

動揺を知られたら…最後


「茜…
じっとしててもいきそうや」


そんな言い訳をしながら
とにかく俺は
萎えんように
腰を動かしはじめた

けどやっぱり
気になって
奥までは入れられず

…焦る

その時やった

俺は
ある事を思いつき

「よいしょ」

茜を抱き上げた