好きにさせて
第15章 決断
熱い…
いつもより熱く
茜は俺に絡んだ
あまりの気持ち良さに
最初から
勢いよく茜を突き上げると
茜も
それを待っていたかのように
俺を締め付け
もっと…
と言わんばかりに
俺の腕を握った
くっそ…いかしたる
茜の腰を持ち上げ
突き上げると
茜も自ら腰を上げて
感じはじめた
あぁ…あかん
俺がいきそうや
けど
やめられへん
「あ、あ、いっ…いく
いっ…あぁっ」
茜は
いくと同時に腰を落とし
俺の息子は
勢いよく
飛び出した
間一髪や
危なかった…
そう思いながら
茜を抱き上げ
茜に
「乗ってぇな」
と、甘えると
茜は
ちらっと
パネルを見てから
「うん」
と、いやらしい顔をした
いや
いやらしいと感じたのは
多分俺だけで
ほんまは
恥ずかしがってただけやけど
電気を気にする茜のことは
知らんぷりして
仰向けになり
茜が跨いでくれるのを待った
「尚…」
「なんや?」
「電気…わかる?」
可愛いらしなぁ(笑)
「どうやろなぉ…」
適当にパネルのボタンを押すと
俺もテレビをつけてしまい
AVのサンプルが
流れはじめた
そのサンプルは
俺にはよう見えてるけど
茜の背中側で流れていた
「分からへん。
小さなる前に
早う入れてぇな」
小さなる気配は
全くないけど
優しい茜は
電気をあきらめて
俺にまたがろうとした
「茜、あっち向いて
乗ってくれるか?」
茜は
余程のことがないと
断らへん
せやけど茜は
「ちょっと…恥ずかしい」
と、電気がついてるせいか
少し躊躇ってみせた