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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第1章 妻と最後のエッチ■斗真SIDE■

病院を出た足で
まだオープンしていない
行き付けのBARへ向かい
半ば強引に店を開けさせた。


「店にある一番強い酒を」


誰が昼間の酒は回りが早いなんて
言ったんだ。


何杯、何十杯飲んでも酔えないじゃないか。


子供を望んでいる胡桃に……


『俺はタネ無しでした。子供は諦めて
ください』


……なんて言えるわけないだろ。


胡桃……ごめん。

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