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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第10章 ダブル不倫の恋人♡祐希奈SIDE♡

「本條社長、どうぞ」

「ありがとう。祐希奈ちゃんも」


ガラスのお銚子に入った冷酒を
ガラスのお猪口に注ぎ合う。


胸元を隠すように浮かせていたお盆を
「邪魔でしょ」と退けられてしまい
本格的に胸が見えてしまったけど
私は往生際が悪く
小さいお猪口を両手で持ち直し
少しでも胸元を隠すことに努めた。


胸を見られてしまうことを
恥ずかしく思う気持ちと
本條社長の奥様の存在。

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