無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ねぇッ！本当にアリスは佳祐に近付かない？
大丈夫なのッ！？信じていいのッ！？」

「心配ない」


援助の申し出をされたアリスは
思っていた以上にあっさり受け入れた。


椎名佳祐……おまえって奴は
どこまでお人好しなんだ。


「二人とも、ぶん殴ってやりたかったわッ！」


……姉の椎名理佳の爪垢を
煎じて飲ませたいほど。


「アリスの男、相当手強そうだったぞ。
身体中にタトゥー半端なかったし」

「怖ッ。斗真を負かすくらい？」