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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第27章 不倫の救世主♥内野聖人SIDE♥

その日を境に合鍵を預り
夜勤を終えた俺は
直で範子の部屋を訪れるようになった。


「ぁッ……聖人……おはよ……」


範子の寝ぼけ眼の素っぴんを見れるのは
恋人であり婚約者である
俺だけの特権。


きっと範子は不倫相手に
自分をよく見せようと
着飾ることや気遣いを惜しまずに
過ごしてきただろう。


「おはよ。俺も少し寝よ」


ありのままの範子を
布団の中で抱き締める。

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