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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第30章 愛人からの旅立ち♡祐希奈SIDE♡

【小料理屋のりこ】の店先から
斗真が住む高層マンションがよく見えた。


斗真は夜な夜な通っていたのだろう。


「うわッ。旨そう。祐希奈さ、範子さんに
料理習えよ」

「範子さん。お願いしまーす」


カウンターテーブルに並べられた
数々の料理は
どれもこれも美味しそう。


「もちろんよ。どの料理も聖人の
お墨付きだから美味しいわよ」

「ぁッ、噂のカレですね。今日は居ないん
ですか?会いたかったなー」

「夜勤だからね。早く明日にならないかな」


めっちゃラブラブなんだろうな。

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