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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第36章 過去の恋敵の相手■佳祐SIDE■

「……」

「なぜ本條社長が御存知なんです?」


ここまでの話は俺がフリーありきの展開で
そこに違和感があった。


そして気になっていたドアノブが回り
ドアが開くと……


「はーい。斗真の勇み足」


万疋屋のフルーツゼリーを
食っている姉ちゃん。


「盗み聞きかよ。いい趣味してんな」

「美人な調査員と言って」


情報の流出は姉ちゃんだったのか。

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