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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第6章 初恋を思い出させ再び好きになってしまった人♡杏璃SIDE♡

「玄関先まで運びますよ。ついでですから」


私が玄関のドアを開けると
直ぐ手前の廊下に荷物を置いてくれた。


「ありがとうございます。助かりました」


素性さえバレなければ
気兼ねなく御近所付き合いが出来る。


「何かあれば声を掛けてくださいね。
千駄ヶ谷さん」


……今


私の駅のような苗字を口にした……よね?


「千駄ヶ谷さんでしょ?久し振りだね」

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