テキストサイズ

元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第6章 初恋を思い出させ再び好きになってしまった人♡杏璃SIDE♡

「へぇ。銀座でクラブのママか。凄いね」

「斗真センパイこそ、立派に会社を
お継ぎになられて素晴らしいです」


つい喋りが仕事っぽくなってしまう。


取り敢えず死刑は免れたっぽい。


「それよりさ、それ外したら?」


私は未だに重装備。


「素っぴんはお見せ出来ないので」

「そっか。だったらしょうがない。
じゃ、お邪魔しました」

「すみません。玄関先で何のおもてなしも
しませんで」


一先ずホッ。


素っぴんなんぞ見られたら……死ぬ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ