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やっぱり…

あの書斎のとっちらかり具合から判断しても
会社でもきっと
岳人は同じようにだらしないんだろうなぁ…
同僚のみんなに迷惑とか
一杯かけてるんだろうなぁ…

『岳人！やっぱりそこでもかっ！…はぁ。』


イオリは深くため息をついて
帰途についた。


都心から郊外へ向かう帰り道の
車の運転は快適だった…
会社へ向かっていた時は
時間に間に合うだろうか？
といことばかり気にしていたが…


とその時に
イオリのスマホに電話の着信があった。