
嘘つきな唇
第7章 *新境地*
……そして……
部屋に戻ると俺は雪奈を、
抱き締めて激しいキスをした……
「……雪奈いい?……」
……雪奈は静かに頷いた……
……そして俺達はまた……
夜の海に二人溶けて行った……
……何度抱いても愛しい雪奈……
……雪奈の体に触れる度に……
俺は快楽へと昇り詰める……
……そして……
何度も愛し合い朝を迎える……
……時々想う……
……俺こんな幸せでいいのかなって……
……きっと神様が……
俺に与えてくれた最後の幸せ何だろうな……
……でも最後でいい……
……最後がいいんだ……
……雪奈と一緒なら……
最後の幸せでも幸せに有り余る……
……雪奈を俺の……
最後の最愛の女にしたいから……
……俺が愛する女はこの世でただ一人……
……雪奈だけだ……
……だからこの幸せが……
永遠に続きますように……
……そしたら俺はもう他に……
……何にも要らないから……
