嘘つきな唇
第7章 *新境地*
「……そしてルウが……未来では無く、
私を選んでくれた事にも感謝して居るわ……
だってルウが絶対未来の事を、
好きにならないとは言い切れ無いゃ無い?……」
「……俺は最初から雪奈しか見て無かった……」
「……ルウ……」
……すると雪奈の……
綺麗な瞳から涙が流れてた……
「……えっ、ちょっ、雪奈どうしたの?」
「……だって嬉しくてルウに逢えた事が……
ルウに愛して貰えた事が……
そして愛しい貴方と結婚出来る事が、
全ての事に今夜は感謝したいわ……」
「……雪奈こそこんな……
俺を愛してくれて有り難う……」
「……ルウ愛して居るわ……」
「……雪奈愛して居るよ……」
「……ルウ私幸せよ……
これからも私をずっと愛して居てね♡」
「……雪奈……
部屋に帰ってもう一度雪奈を抱きたい……」
「……ルウ……」
「……堪らなく今お前が欲しい……」
「……ルウ私もよ……
私も堪らなく今貴方が欲しいわ……
部屋に戻りましょう……」
「……ああ雪奈行こうか……」
……俺は1秒でも早く……
雪奈を抱き締めたかった……
……堪らなく雪奈が欲しかった……
……その夜俺は雪奈を……
慈しみながら雪奈の体中を愛撫した……
……そして雪奈と二人で快楽の波に呑まれた……
……俺は永遠に雪奈を手中に掴める幸せを……
実感しながら喜びに震えた……
……雪奈愛してる……
……愛してる……
……俺の全てを掛けて……
……雪奈お前を……守って行くよ……