
嘘つきな唇
第9章 *第2の人生*
暫くしてスパゲティー専門店に着いた♪
「いらっしゃいませ!」
「……雪奈ここ座ろ♪……」
「……ええ♪……素敵なお店ね♪」
「……だろ♪……ここ、
人気あって雑誌にも載った事あるんだよ♪」
「……そうなの?……」
「……雪奈何にする?……」
「……何かオススメある?……」
「……そうだなあ♪……
クリームパスタかエビチリも美味いよ♪
俺久々にエビチリにしよ♪」
「……じゃあ私も♪……」
「……アハハ♪……また同じだね、雪奈♪」
「そうね♪きっと無意識にルウと、
同じ物食べたいのね♪」
「……なんか雪奈にそんなに……
想われて俺チョー幸せ♡」
「……ルウ……」
「……じゃあ……エビチリスパでいい?」
「……ええ♪……」
「……雪奈……飲み物は?」
「……ここセットかしら?……」
「……ああ聞いてみようか?……
すみません!」
「……はい……」
「このエビチリスパって飲み物着くの?」
「あ、はい。
セットコースにしたら無料になりますよ♪」
「……だって♪……セットにする?雪奈♪」
「サラダも一緒にセットコースに、
入ってますよ♪」
「……そうなんだ♪……
じゃあセットで♪何処から選べるの?」
「こちらのセットメニューから、
お選び下さい。」
「じゃあ俺、
アイスカフェオレ♪雪奈は?」
「……じゃあ……
このストロベリージュースで♪」
「かしこまりました♪」
