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嘘つきな唇

第9章 *第2の人生*



……そしてついに俺達二人は……
市役所の門をくぐった。


「……雪奈いよいよだな!……」







「……ルウ……私でいいのね?
ほんとに私でいいのね……」






「……馬鹿だな……
俺には雪奈しか居ないから……」






「……ルウごめんなさい、有難う……
私にもルウしか居ないわ……永遠に……」







……俺は雪奈にキスをした……






「……雪奈行こうか?……」







「……はい……旦那様♪」






「あのすみません。婚姻届けをお願いします♪」

「おめでとうございます!こちらになります。
こちらにお名前をご記入下さい。」

「……はい!……」

「はい有り難うございます。雪奈あそこで書こう!」

「……ええ!……」



そして俺は深呼吸して先に名前を書いた。













『早川ルウ』














『早川雪奈』







「……すみません……よろしくお願いします!」

「……はい!……確かに、
受理致しました!おめでとうございます!」

「有り難うございます!よろしくお願いします。」

「……はい!……」

「……雪奈帰ろう♪……」

「……ええ♪……」



……こうして……
俺と雪奈は戸籍上でも夫婦になった。








……もう二度と雪奈を離さない……






……俺の愛で一生雪奈を守って行く……



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