嘘つきな唇
第10章 *新しい扉*
……そして……
部屋に戻ったらまだ9時だったから、
急いで交代でシャワーを浴びた。
シャワーを浴びて身支度を整え、
俺達はフロントに行きチェックアウトをした。
「有り難うございました。」
……そしていよいよ……
新居である新しいマンションへ、
車を走らせた。
途中雪奈がデパートに寄って、
お弁当箱を買いたいって言ったから、
一緒に着いて行った♪
……雪奈は……
お揃いのお弁当箱を2つ買っていた♪
……やっぱ新婚っていいな♪……
……そして再び車を走らせた……
……新居へは……
ホテルから30分程で着いた♪
荷物が届く時間には余裕で間に合った。
「……雪奈♪……
二人で一緒にドア開けよう♪♪」
「……そうね♪……」
……そして……
二人で新居のドアを開け、
初めて新しいマンションに入った♪
……なんとも言えない気持ちになった……
……今日からここが俺達のテイストリーだ!
「……雪奈……やっぱり広いな♪
ここにして大正解だな♪」
「……そうね♪……新しいから綺麗よね♪」
「……雪奈……
荷物届くまでちょっと眠るか?」
「……そうね……」
俺達はジャケットを、
シーツ変わりにして少しだけ、
仮眠を取った♪