テキストサイズ

嘘つきな唇

第10章 *新しい扉*




「……雪奈……あさってから、
俺も仕事始まるし雪奈と、
ずっと一緒に居られ無いから、
今日はずっと一緒に居よう♪」

「……そうね♪……
ルウ新しい仕事始まるものね♪
頑張ってね!旦那様♪」

「……頑張るよ!……」

「……ルウ♪……毎日愛妻弁当作るわね♪」

「……有り難う♪……雪奈の、
愛妻弁当めっちゃ楽しみだよ♪
よろしくね、奥様♪」

「……ふふ♪……ちょっと、
実家に電話しちゃうわね♪」

「……ああ、そうだね♪……」

「……もしもしお母さん?……」

「……あら雪奈?……新婚生活はどう?」

「……ええ♪……お母さん、
とっても幸せよ♪無事に今日から、
新しいマンションで生活してるの♪
旦那様もとっても優しいのよ♪」


……わ、雪奈ww……


「……雪奈良かったわね♪……
優しい旦那様は居るかしら?」

「……ええ勿論よ♪……変わるわね!
お母さんお父さんは帰ってる?」

「……ええ居ますよ!……後で変わるわ♪」

「……じゃあ待ってて♪……
ルウに変わるわ♪」


……ルウ~?……お母さん♪


「……もしもし……」

「……ルウさん……雪奈に、
優しくして下さって有り難う♪
雪奈はちゃんとやってるかしら?」

「いえいえ、こちらこそ♪
はいとっても料理も上手なんですよ♡」

「……あらそう?良かったわ♪……
ルウさんのお口に合いまして?」

「……はい♪……いつも、
雪奈に美味しいご飯作って、
貰って幸せです♪」

「……あら良かったわ♪……
これからも雪奈をよろしく、
お願いしますね、ルウさん♪」

「……はい、こちらこそ……
また落ち着いたら、てか、
もうこっちは落ち着いてるんで♪
いつでも遊びに来て下さい♪」

「……有り難う♪……そのうち、
お父さんと遊びに行くわね♪」

「……じゃあ……お父さんに変わるわね?」

「……はい♪……お願いします♪」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ