嘘つきな唇
第10章 *新しい扉*
♪車の中でかくれてキスをしよう~
誰にも見つからないように~
君は泣いてるの?それとも笑ってるの~♪
細い肩が震えてる~♪
「……ルウ……とっても素敵な歌声♪……
誰の歌?
とっても綺麗な歌ね♪」
「雪奈♪ミスチルは知ってる?
ミスチルの曲でこの歌は、
♪車の中でかくれてキスをしよう♪
ってめっちゃ綺麗なバラード曲♪
この歌俺大好きなんだ♪」
「……ええ……知ってるわ!
私もミスチルは好きよ♪
ルウミスチル好きだったの?」
「……ああ!……
ミスチルとかB'zは大好きだよ♪
つーか、どオンチだろ?ww」
「……もうww……ルウったら!
何処がオンチなのよww
ルウは歌声だけでもきっと、
女を落とせるわよ。笑」
「……雪奈ww……んな訳ねーから!」
「……なんかルウって……
何もかも完璧でズルいわ!」
「……俺なんか何もかも……
完璧じゃ無いから!
雪奈、今度二人でカラオケ行こ♪
雪奈の歌声俺もっと聞いてみたい♪」
「……えー!……恥ずかしいわww」
「……いーじゃん!……行こうよ、ね♪」
「……ね♪……って可愛いく、
言われたら断れ無いわよww」
「……ヤッター♪……楽しみだなー!
あ、雪奈カニサバいたよ♪
てか、キッチンで食べるよな?」
「……ええ!……キッチンで食べましょ♪
美味しそうね♪有り難うルウ♪」
「……いえいえ♪……」
「今お味噌作るわね♪
あ、ルウ!どうせならカニ味噌にしない♪」
「……あっ!……雪奈♪それめっちゃ最高!」
雪奈が急遽カニ味噌を作って、
くれる事になった♪