嘘つきな唇
第10章 *新しい扉*
そして風呂から出て俺達はようやく眠る事にした。
「……雪奈……おいでよ♪
腕枕してあげるから……」
「……ルウ大丈夫?……重くない?……」
「……雪奈の……何処が重いんだよ。笑」
「……ルウ……」
「……あ、雪奈あのさ?……」
「……なあにルウ……」
「……俺明日……美容院行くだろ?」
「……ええ……」
「雪奈その後で一緒に俺の、
職場用のスーツ選んでくれない?」
「……ああ!……
スーツね♪勿論いいわよ♪」
「私はどうしたらいいの?」
「……雪奈は……家に居て♪
美容院終わったら家まで迎えに来るから♪」
「……ええ♪……」
「……サンキュー雪奈♪……じゃあ寝よっか?」
「……ええ♪ルウ……おすみなさい♡」
「……雪奈おやすみ♡……」
……俺達は……ようやく眠りに着いた。