嘘つきな唇
第3章 *決心*
……俺は雪奈の……
浴衣を脱がすと雪奈に激しいキスをした……
……そして雪奈の肌に……
何度も何度も愛撫をした……
……初めて見た雪奈の肌は……
真綿みたいに真っ白で、
この世の者とは思えない程の、
美しさだった……
「……あんっルウ……恥ずかしいわ……」
「……雪奈……
こんなに大胆な事したのに?
綺麗だよ雪奈……」
「……ルウほんとに?……」
「……ああ……
アゲハ蝶みたいに綺麗……」
「……ルウ嬉しいわ……キツク抱き締めて……」
……俺は雪奈の体中を愛撫した……
……俺が雪奈の……
体中を愛撫する度に雪奈は、
俺の下で可愛いい声で、
何度も何度も鳴き続けた……
……俺の体が……
雪奈に激しくぶつかる度、
雪奈はリズミカルに俺の下で波打った……
……極上の……
愛のメロディーを奏でるみたいに……
旋律よく俺の下で鳴いた……
……まるで……
トビウオが跳ねるみたいに……
……アゲハ蝶が乱れ飛ぶみたいに……
……雪奈の白い体が跳ねた……
……そして俺は……
とうとう雪奈にその一言を口にした……
「……雪奈……俺も雪奈を愛してる……」
「……あ、ルウ……嬉しい……
ほんとに私を愛してる?……」
「……愛してるよ……雪奈お前だけだ……」
……すると雪奈はまた涙を流した……
「……雪奈は泣き虫だな……」
「……だって嬉しくて……」
「……きっと最初から雪奈を……
愛してたんだ……」
……遠くで雷の音が鳴って居た……