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放課後は保健室で

第4章 ぶたさんは見ていた




「おっ晴香おかえりー…て何そんな息きれてんの」


寝ていたらしくむっくり起きあがって、目を見開いた第一声。


あ―――……


やっちまった………



結を待たせちゃいけない!

なんて思いで今日最速のスピードでダッシュしてきたが、トイレと言い訳したにしてはゼエハアしすぎていた。


どんだけ全力でトイレしてきたの…


「待たせたくなくて……」


ぶぶっと結が吹き出す。


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