テキストサイズ

放課後は保健室で

第1章 保健室のセンセイ


「疑問系かいっ!」

黒くてサラサラの短い髪を揺らして結は笑った。そして私のもたれている手すりに手をかける。


「そういや、アンタ保健室行ったことある?」

ひとしきり笑った後ふいに思い出したように聞かれた。

「え、保健室?私まだ怪我とかしてないしなあ…。屋上あるしサボリで別に使おうとも思わなかった。」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ