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三角関係ときどき四角

第3章 それぞれの思惑

「あの……お母様が居られないのに
話を進めてしまって良いのでしょうか」


千夏の知らないところで
とんでもないことに……


「妻のことでしたらご安心を。
既に話はしてありますので」

「因みにですが……お母様に僕の素性は……」

「陵介くんのことは、私が知っている限り
ママにLINEしたよッ。
ぁッ、そうだッ。ママね、用事が出来て
帰り遅くなるってッ」

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