テキストサイズ

三角関係ときどき四角

第4章 新婚旅行

「なんか……その……ぇっと……」

「躊躇うなら無理強いはしないよ。
その代わり、もう一度だけ舞彩からキスして」


舞彩は黙ったまま身体を起こすと
俺と目を合わせ
その目を閉じると
唇を重ねてきた。


これまでの舞彩を考慮するなら
これはこれで進歩なのかもしれない。


「ぇっと……お風呂入ろっかな。
陵介くんも一緒に入る?ぇっと……
そういう意味じゃなくて……」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ