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三角関係ときどき四角

第8章 乱れた三角関係

一緒に寝ようとは言ってくれず
仕方なしにリョウくんの部屋を出ると
帰宅した隆哉さんに出くわした。


リョウくんにイカせてもらえず
モヤッとしていた私は
隆哉さんの首に両手を回してキスをした。


「おかえりなさい……待っていました」

「だからその格好なの?」


エプロンはリョウくんの部屋に忘れてしまい
リョウくんを誘う為だけの
隙だらけの装いだった。


「……はい」

「僕の書斎に来なさい」


そして……隆哉さんに抱かれ
書斎で朝を迎えた。

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