テキストサイズ

三角関係ときどき四角

第9章 お隣さんと……

鍋を一通り食べ終えると
最後はおじやかうどんかで
四人で揉めた。


雅俊さんと私がうどん派で
舞彩と竜介くんがおじや派。


「だったら汁をかさ増しして鍋を分けて
作れば良くね?」


この竜介くんの一言で
うどん班とおじや班に別れ
雅俊さんと私はキッチンへ向かった。


「千夏ちゃん。うどんチームは
卵とネギを足しちゃおうか」

「賛成。おじやチームには
負けられませんもんね」


四人で過ごすことが
何より心地よく楽しくて
大切な一時。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ