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三角関係ときどき四角

第11章 終わりと始まり

夜勤を終えた早朝。


カルテ等の書類を提出する為
院長室へ向かう。


各業務の中でも一番嫌いな仕事。


院長でもある義父を苦手としている。


義父は私を毛嫌いしている。


それはきっと大切な一人息子であり
長谷川医院の跡取りである隆哉と
結婚したから。


私はなんと思われようが構わない。


ただ、孫娘にあたる舞彩のことは
可愛がってほしいというのが
親心であり本音。

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