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三角関係ときどき四角

第1章 合コンの行方

「千夏は考えすぎだって。気楽に飲んで
喋って騒いで過ごせばいいだけだよ」

「でも……やっぱりこういうのは……」


個室の扉が開くと
若い男性たちが続々と入ってきた。


「初めましてぇッ。今夜はよろしくぅッ」


聞いたこともない
友人たちのイチオクターブ高い声。


「こんばんは。こちらこそお手柔らかに」

「ゃだぁッ。いくらなんでも取って食ったり
しないわよぉッ」

「僕たちは大歓迎ですけどね。
皆さんお綺麗ですし」

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