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もし世界で自分だけの法律があったら

第18章 スリーポイントって簡単そうに見えるけど実は超難しい



その後もおれたちの快進撃は続く。



必死で攻撃して、


必死で守って、


必死で走った。



すでに、疲労は最高潮だった。


しかし、おれたちはあきらめなかった。



川原のため、おれは立ち上がった。

その決意はそうそう甘いものではなかったからだ。



みるみる縮まっていく点差。


点が入るたびにおれたちの声が響く。



「おっしゃぁぁぁぁ!」




そしてあっという間に二点差。


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