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もし世界で自分だけの法律があったら

第11章 コイツの笑顔を守りたい




その頃のおれは一度は結
婚し家族を持ったが、い
ろんな事情でその家族を
なくし、一人で生きてい
た。

バイトに就いては辞める
というのを繰り返してい
た。

何もかもがうまく行かない。

そんな生活だった。

安いアパートを借りてい
たが、部屋は散らかりっ
ぱなし。

流し台には何個ものカッ
プ麺の空があった。

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