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もし世界で自分だけの法律があったら

第11章 コイツの笑顔を守りたい



おれは、つきまとう少女
をなんとか追い払おうと
したが無理だった。

そしておれはあることに
気づいた。

少女はいつも笑顔だとい
うことだ。



しかしその頃のおれには
その笑顔が音がましく見
えた。


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