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もし世界で自分だけの法律があったら

第2章 ONLY MY LAW


「お兄さんじゃなくてドブ男です」


それを聞いたわたくし中仕中男の脳内にある何がキレました。

「一体なんなんだよおまえはァァ!こっちはなぁ夏期講習サボってまでテメェの看病してやってんだよ!それなのになんなんだよ!人をドブ男ドブ男って!おまえはあれか、不幸を運んで来る魔女か何かか!!」


「いえ、違います。その逆です。」


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