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「泉ぃいいいいいッ！！」

「えッ！？」

叫び声の方へ向くと、龍一君が必死の表情で全速力で向かって来ている。

「泉から、離れろ！！」

「ぐああッ！！」

勢い良くジャンプした龍一君は、そのまま１人の厳つい男性の頬に飛び蹴りを食らわす。

龍一君の飛び蹴りを食らった、１人の厳つい男性はこの場で倒れた。

「龍一君、どうしてココに…？」

「道場が休みで、ランニングでたまたまこの辺を走ってたんだ
そしたら、少し前にこの近くについて泉達のやりとりを見てたんだ」

龍一君は、皇人達や悪岡悪蔵を見てすぐに視線を僕に戻す。

「泉、この人達はいったい？
それに、お前の事を坊ちゃまって…。
普通の一軒家に住んでるのは嘘で、本当はどこかの金持ちだったのか…？」

困惑な表情で、僕に聞く龍一君。

「誰だ、テメェはよぉおお！？」

他の厳つい男性２人組が、龍一君に襲いかかろうとして、龍一君はジークンドーの構えを取る。