
道о明日に繋がる光
第4章 気づいた気持ち
颯汰くんわ
すぐに来てくれた
『お待たせしましたо』
精一杯笑ってる
そう感じる笑顔
「ん、我が儘言って
ごめんね 仕事で
疲れてるのに」
あたしも笑って見せた
ドライブに
行くことになった
「この車の助手席も
二回目だなぁ」
『そおだなw』
「もう桜も散ってるかな」
『どおだろうね、
お花見行った?』
「今年わいってないゃ」
『……』
無理に笑ってても
会話わ続かない
なんでか知らないけど
胸に突き刺さる
どこにいくかも
わからないまま
颯汰くんわ車を走らせた
