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貴方の涙は俺が拭くから ON

第18章 変われない関係6 智



裸足のまま、下に降りて、目を閉じて上を向く

あれ、俺 何でキスされるの待ってんだろ?
俺の方が年上だし、俺がしたい、と思ってんだから
自分からすればいいのに、なんて思った時


「・・・いいの?」


小さな小さな声
その後


「俺、そんなに背、高くないから・・・」


笑いを含んだ声が聞こえ、
頬を挟まれ、角度を調整された後、
優しいキスが降ってきた


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