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貴方の涙は俺が拭くから ON

第18章 変われない関係6 智



・・・何でニノが謝んだよ
調子に乗った・・・だなんて そんなこと無いのに・・・


でも、そう声を掛けようとして、
下を向いちゃったニノの顔を覗き込むと
目にかかった前髪をファサッと振って パッと顔を上げた

その顔はもう 何事も無かったかのような明るい笑顔


「おやすみ。俺が出たらドアすぐロックするんだよ?知らない人が来ても開けちゃだめだからね」
「・・・・・・」




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