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貴方の涙は俺が拭くから ON

第26章 夢の中で2 ニノ



「あの・・・もしよかったら ちょっとだけ、そっち行っちゃ・・・ダメ、かな」
「え・・・これから?」

「あ・・・やっぱやめといた方がいっか」
「え?」

「ごめん、忘れて」
「あ、ニノ」

「・・・・・・」
「待ってよ、・・・何で止めるの?来なよ」

「あ・・・うん・・・でも あの、特に用事は無いんだけど・・・」
「そんなのどうでもいいから・・・待ってるよ」

「ん・・・じゃあ行く、ね」
「うん、気を付けておいで」


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