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貴方の涙は俺が拭くから ON

第27章 夢の中で3 智



その昔、
先輩が 俺の事をネタに 
事務所を強請ったと聞かされた時は 
マジで目の前が真っ暗になったっけ


俺に優しくしてくれたのも
俺に好きだと言ったのも
全部その為だったのか、って

なんなら、俺を助けるシーンを作るために
わざとアイツらを焚き付けて
俺の事を襲わせたんじゃないか、って

そこまで疑ったりもして


もう 誰の事も信じるもんか、って思った


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